1. なぜ霊的な現象が起こるのか
これまでに「何かが見えた」「気配を感じた」といった経験はありませんか? それは、目には見えない霊的な存在と波長が合ってしまった瞬間かもしれません。心が不安定なとき、エネルギーが弱っているときに、霊とつながりやすくなると言われています。
そんな時こそ、神仏の力を借りて心を整え、自らの「守り」を高めることが大切です。
2. 守りを強める2つの真言
不動明王の真言(霊を断ち切る強力な守護)
オン サンマヤ サトバン
不動明王は、動じない心と強力な守護の象徴です。この真言を唱えることで、恐れや迷いを吹き飛ばし、霊的な干渉を断ち切る力を得られます。
「怖い」と感じた瞬間、心の中で繰り返し唱えるだけでも十分に効果があります。
光明真言(空間と心を清め、光で守る)
オン アボキャ ベイロシャノウ マカボダラ マニ ハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン
光明真言は、密教において非常に力強く、清浄なエネルギーを持つ真言です。心を落ち着かせ、空間を浄化し、邪を遠ざける力があります。
不安や怖れを感じた時、またはその場の空気が重いと感じた時に唱えると、自分自身と周囲を明るい光で包み込むような守りが生まれます。
3. 真言を唱えるときの心構えと方法
真言を唱える際には、決して霊を退治しよう、追い払ってやろうという攻撃的な気持ちで行ってはいけません。そのような心はかえって恐怖や執着を強め、状況を悪化させることもあります。あくまで「自分の心と空間を守る」という護身の意識で、神仏に祈る気持ちで唱えることが大切です。
- 驚きよりも祈りを優先する:一瞬怖くても、呼吸を整えて真言を唱えることで、波動が安定します。
- 声に出しても、心の中でも可:人が多い場所や声が出せない状況では、心の中で丁寧に唱えるだけでも効果があります。
- 姿勢を正し、印を結ぶのも効果的:手を合わせる、または胸の前で合掌しながら唱えると、より心が落ち着きやすくなります。
4. 怪異を感じた後の浄化習慣
霊的な影響を受けたと感じたときは、以下のような簡単な浄化方法を取り入れましょう。
- 粗塩を玄関や部屋の四隅にまく
- お香を焚く(香りの浄化力を借りる)
- 浴槽に粗塩を一掴み、お神酒を入れて入浴します。湯船につかりながら深呼吸し、心の中で真言を唱えることで、体と心の両方を浄化する効果が期待できます。
- 翌朝、太陽の光を浴びて深呼吸する
5. まとめ:恐れではなく、祈りで自分を守る
霊的な現象に出会ったとき、大切なのは「恐れない心」と「神仏への信頼」です。
真言を唱えることで、心の中に守りが生まれ、自然と悪しきものは離れていきます。
当サイトでは、霊的な不安を感じたときのリモート祈祷も承っています。必要な方はお気軽にご相談ください。