1. なぜ不運が続くのか?

突然の事故、病気、ケガ、人間関係のトラブルなど、なぜか悪いことが立て続けに起こると感じる時期があります。こうした不運は、目に見えないエネルギーの乱れや、自分自身の心身のバランスの崩れからくることがあると、密教では考えられています。

特に強いストレス、不安、怒り、悲しみといったネガティブな感情が蓄積していると、外部からの悪い運気を引き寄せやすくなります。その状態を改善し、流れを断ち切るために有効なのが「真言」です。

2. 不運を断ち切り、運気を整える真言

不動明王の真言(悪縁・災いを断ち切る)

オン サンマヤ サトバン

不動明王は強い守護と浄化の力を持ち、連続するトラブルや悪縁を断ち切る力があるとされています。この真言を唱えることで、恐れずに状況を打開し、自分の運気を守ることができます。

光明真言(運気の流れを清め、良い方向へ導く)

オン アボキャ ベイロシャノウ マカボダラ マニ ハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン

光明真言は、心と空間を浄化し、清らかな光で満たす力を持つとされます。不安や混乱を抱えた心を落ち着かせ、悪い流れを断ち切って、新たなチャンスや良縁を呼び込むのに適した真言です。

3. 真言を唱える習慣のすすめ

  • 朝・夜に唱える:一日の始まりと終わりに唱えることで、運気の乱れをリセットしやすくなります。
  • トラブルがあった直後に唱える:心を切り替えるきっかけになります。
  • 入浴時や外出前に唱える:自分の気を整えるタイミングで習慣化すると効果的です。
  • 回数は最低3回、できれば21回、108回など:唱えるたびに雑念が減り、集中力が高まります。

4. 簡単にできる運気のリセット法

  • 掃除・断捨離をする:不要な物を手放すことで、停滞したエネルギーを流す。特に部屋の隅や押し入れ、玄関まわりなど、溜まりやすい場所を中心に片付けると、運の流れがスムーズになります。掃除の際には「ありがとう」と感謝の気持ちを込めながら行うと、より良いエネルギーを引き寄せやすくなります。
  • お香を焚く・塩を置く:空間の浄化に効果的。特に寝室や玄関におすすめ。
  • 太陽の光を浴びる・自然の中を歩く:心と身体のエネルギーを整える基本。自然の中で深呼吸をすることで、自律神経が整い、心も落ち着きます。また、森や川の近くをゆっくり歩くことで、大地のエネルギーを受け取り、運気の流れをリセットする効果があるとされています。

5. まとめ:不運の流れを祈りと習慣で断ち切る

不運が続くときは、焦らずに「心と環境を整えること」に意識を向けましょう。真言は、神仏の力を借りて自らの内と外を整える祈りの方法です。唱えるたびに心が落ち着き、不安や混乱に流されず、自分自身の軸を取り戻すことができます。そして、整った心と清められた空間には、自然と良い流れやご縁が戻ってくるものです。

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